北国の春
札幌、予想以上に楽しかったです。
一日目。生まれて初めての北海道は雪原に夕日が沈む新千歳空港。着いた日はホテルの部屋にモニタスピーカーを用意してもらってリハ&仕込みをしたあと寿司屋へ。海鮮は当たり前のように美味い。ネタの入ってない細巻きにエビのミソエキスをつけて食べる珍しい寿司を食う。絶品。夜の札幌市街は街灯の色がオレンジに統一されていてとても美しい。明るすぎない夜。これ大事です。雪道をギシギシと踏みしめ、滑って後頭部を強打することを恐れながら慎重に歩く。たぶん雪道の歩き方で地元人でないことを一発で見抜かれるのだろう。いたるところに昭和初期の建物がたくさん残っていて楽しい。今回呼んでもらった3KGのオフィスがある岩佐ビルに立ち寄る。迷路のように入り組んだ大規模な昭和建築で現在でもフツーに活用されてる、こんなビルは関西にはないと思う。入口の管理人室のジイさんは警備員の制帽を被ってはいるものの、服は私服であった。どないやねん。
二日目。狸小路(!)という商店街を歩く。札幌ラーメン「一徹」。無骨な作りながら後味がクセになる、俗にいう札幌ラーメンとは異なる印象。ワンドットゼロ主宰のイギリス人シェーンは札幌で一番美味いラーメンは「イップードー!」と連呼していたが、シェーンよ、残念ながら一風堂は博多ラーメンや。夕方からリハ&本番。どこからどこまでが一曲か、当人たちもわからないまま40分〜50分ぐらい(?)演奏。この感じはjttyならでは。打ち上げの後、歩いてススキノへ。ススキノは歌舞伎町や宗右衛門町のようにごく普通の繁華街で、魅力的なものはとくになかった。
三日目。jtttyの相方・山中氏と定山渓温泉へ。札幌駅からバスで約一時間。雪に半分ぐらい埋もれた家々。通用口付近のみ除雪している様子。こんな雪深い山間にまでぽつんとサラ金の自動契約機があることにうんざりする。第一ホテル翠山亭で露天風呂を満喫した後、雪山を眺めながら十割そばを食べる。途中、北海道秘宝館を発見するが時間がなく断念。あとで聞くところによれば、定山渓の少し奥にある豊平峡温泉がさらに渋くて良いらしい。温泉に併設されたカレー屋(なんでやねん)がマジのインド人が作る本場仕込みでかなり美味いとのこと。前出のシェーンは「カリー・オンセン」と言っていた。なんでインド人がこの北海道の雪深き秘湯でカレー屋を営むことになったのか。人生の数奇を感じる。夜、ワンドットゼロの現場・あぐら家具へ。温泉で購入した北海道名物ジンギスカン・キャラメルは意外に地元の人でも食べたことがないらしく、それはいかんということで、スタッフのみなさんに試食していただいた。口に入れたとたんに例外なく不機嫌な顔になるグルメハラスメント。もらったものは残さず最後まで食べなさい、という親の教育がこんなところで仇になるとは。これはもう感動的に不味いです。100%不味いと分かっているものを毎日消費者に届けるべく生産を続けるこのキャラメル工場社員のモチベーションやいかに。夜、ススキノにて「ラムしゃぶ」なる鍋を初めて食べる。北海道でジンギスカン以外にしゃぶしゃぶ文化があるとは。最後は鍋に塩を加え、ラーメンを入れて食べる。満足。
というわけで、今回呼んでくれたワンドットゼロ主宰のシェーン、シンヤさんを始め、3KGのみなさん、来てくれたみなさんどうもありがとう。


ライブのお知らせ-3.23.fri jtty.LIVE@札幌・あぐら家具「onedotzero_10 Sapporo」
いや、ごぶさた。元気ですか?
2007年最初のライブは、なんとjtty(山中透+高山純)です。
しかも生まれて初めての北の大地・北海道で。
また告知がギリギリになりましたが、今週です。
札幌のみなさん、よろしく。
2007.03.23.FRI
onedotzero_10 Opening Party@札幌・あぐら家具
start 20:30
onedotzero_10オフィシャルサイト
>http://www.onedotzero.jp/
マップはこちら
>http://www.agra.co.jp/about/agra/index.html
■onedotzero_10■
1996年にロンドンで第一回目のフェスティバルを開催して以来、イギリス国内のみならず世界各地を巡回し続けてきた世界最大級のデジタル・フィルム・フェスティバル、ワンドットゼロ。本国イギリスで10周年の節目となった2006年のフェスティバルがついに日本に上陸します。10周年ということもあり、ロンドンのスタッフが多忙を極め、東京開催が見送られた今回のフェスティバルですが、特別に札幌での開催を実現しました。日本では札幌でしか見れない今回のプログラムをお見逃しなく。















