清潔なシャツを着た風呂上がりの男が
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座敷童だと思った。
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「好奇心から」豪華邸宅に不法侵入の男性に懲役1年
「好奇心から」豪華な邸宅に侵入した北京の労働者に、懲役1年の判決が言い渡された。『上海日報』によれば、出稼ぎ労働者のイェは、住人が在宅中にもかかわらず5軒の邸宅に「好奇心から」侵入し、シャワーを浴び衣服を試着してベッドで眠っていたそうだ。3回目の不法侵入の際、ベッドに女性が寝ているのを発見した彼は、冷蔵庫からミルクの箱を取って別の階にあるベッドで寝たそうだ。「翌朝、この女性は出勤したが、イェは家に残った。彼女は夜に帰宅したが、彼女が1階にいるときはイェは2階に行き、その逆の場合もあった」とのこと。5軒目の邸宅で、午前2時に帰宅した住人が、清潔なシャツを着た風呂上がりの男がテレビを見ているのを発見して警察に電話し、彼は捕まった。(上海 ロイター)
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東北地方の妖怪「座敷童(ざしきわらし)」もまた、裕福な豪農の家にのみ現れるのである。寝ている間に家人の枕を裏返したり、夜中に別室の糸車を回したりするが、これを見た者には幸運が訪れる。座敷童のいる家は繁栄を約束され、いなくなるととたんに廃れていくのだという。記事中にあるように「彼女が1階にいるときはイェは2階に行き、その逆の場合もあった」という行動も、子供にしか見えないことになっている座敷童の設定に見事にフィットしている。
ただひとつ、日本の座敷童と違うところは、姿が「おかっぱ頭の5〜6歳の子供」ではなく、「清潔なシャツを着た風呂上がりの成人男性」という一点のみである。パリっとした風呂上がりのオッサンが北京の座敷童の姿なのか。
家にいるのは自分ひとりだと思い込み、自作の陽気な鼻唄なんぞを唄いながらフラフラとリビングへ入ると、そこには「清潔なシャツを着た男がリビングでテレビを見ている」。しかもその髪の湿り具合、肌ツヤの感じなどから一目見て風呂上がりと分かる小ザッパリ感。もしこれが、暗闇の中で懐中電灯ひとつでタンスをガサゴソと開けている薄汚い格好の空き巣狙いなら、ステレオタイプな不法侵入のイメージと直結し「キャー!」と悲鳴のひとつも上げられるかも知れないが、「セイケツなシャツを着た風呂上がりの男がリビングでゆったりとテレビを見ている」。これはややこしい。さぞかし家人は混乱したに違いない。
この男は、おそらく強盗や強姦目的ではないだろう。ただ金持ちの家に侵入し、漠然とした「ゴージャス感」を体感してみたかったのではないか。鏡の前で高価な衣服に袖を通し、冷蔵庫の中から勝手に牛乳を取り出して飲み、大型プラズマビジョンのリモコンを片手に持ちながら、ワインと高級チーズをつまみ、フワフワと沈みすぎる豪華なベッドに身体を横たえてみたり。ただ、この男はくつろぎすぎたのである。不法侵入した家のベッドで平然と眠れるなど、常人の及ぶところではない。
日本でも、自宅に座敷童が現れた場合、警察に通報するのだろうか。
この「座敷オヤジ」が立ち去った家がこの先、没落しないことを祈る。
アメリカの村/巨大タグ
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何年も前からアメリカ村のくだらん落書き問題が、
幾度となくテレビに取り上げられるたびに思うのだが、
まず一番先に、あの黒田征太郎の巨大な落書きを消したらどうかね?
あれはちっとも良くないから。
ともかく、世界のタグ・アートはここまで進んでおります。
レーザーポインタを使ってビルに巨大タグを描ける。
なかなか楽しそうです。
詳しくは下のムービーをご覧ください。
大阪の落書きっ子のみなさん、
どこかの金持ちの息子をダマしてこのシステムを買い取ってはどうでしょう?
スクリーンは御堂筋の日航ホテルあたりがええんちゃうかな。
絶対見に行くけどなぁ。
graffiti research lab>>>http://graffitiresearchlab.com
春の夜、
谷町界隈を散策していると、大阪城がライトアップされていたので、自転車ごと大手門より攻め込んでみた。重要文化財指定の馬鹿デカい大門に突入する我が小型折りたたみ自転車「JACKAL」(16インチ)。桜はまだ蕾で人影もまばら。天守閣にまで「JACKAL」で攻め入ることができず残念。自転車から降りることなく「城」というものをあらためて真下からしげしげと見上げてみる。
しかし、いくら命がけの国取りの象徴とはいえ、あまりに「調子に乗りすぎた」建物ではないかと思う。敷地や石垣、庭園などのスケールはこの際どうでもいいのだが、城自体に細かく施された窓の配置とか、城壁のいたるところにモールドアップされた金銀の装飾にも、いちいち「こんな感じであんじょうやってくれや」「このほうが強そうに見えるんちゃうか」とデザイナーに無理難題な指示があったのかと思うと、一国の主としてあまりに調子に乗りすぎではないのか。天下を取った男のハシャギっぷり、それに辟易するスタッフたちについて考える。そういえば以前に、なぜか新宿の都庁の中に入った時にも「調子に乗っとるなぁ」と感じたことがあるが、それでも「城」のトチ狂い方に比べればまだまだ謙虚なものだろう。
もともと「城」にはとくに興味はなかったのだが、かつての戦国名将たちの「調子に乗った感じ」を確かめに、城めぐりをしてもいいと思ってみたり。西洋の城もまた、近くで見るととんでもないハシャギっぷりなのだろう。
しかしこの兜は、靴のヒモを結ぶ時はさぞ難儀なことやろな、と思う。
結構重いでこれ。
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小手先だけの技術
小手先だけの技術。
この言葉を「珍しく良い意味で」使える作品です。
独・フォルクスワーゲンのCMです。美しい。
教授について/騙されやすい男
いよいよ本格的に夕張市長選挙に打って出た「ヒデ」。
今回のビジュアルイメージが発表された。
まずは画像をご覧ください。
春よ来いの元気な合言葉で
「急行夕張」ただいま全速力で走ります。
・・・「春よ来い」という言葉がさほど元気だとも思えないが、急行夕張というモチーフの意味不明さ、勝手に自分の本の宣伝を盛り込むなど、このアートワークについては各自、余情に浸っていただきたい。
しかし、プロフィール中の見逃せない一文が。
「現在、ハワイ・イオンド大学日本校名誉教授」。
イオンド。この奇妙な語感が気になり調べてみると、その筋では「学位商法」として有名な非学校法人の株式会社であった。しかもガンガン裁判沙汰になっとる。平たく言えば、年間10〜20万円ぐらいでイオンド大学(実際は教育機関ではなく株式会社)の「教授」だの「名誉教授」だのといった学位を「カネで買う」のだという。しかもこの学位は正式な日本の学校法人が授与するものではなく、いわば「勝手に言うとるだけのハナシ」であり、社会において何の実効性もないどころか、これを学歴として実社会で使用した場合、刑法に触れることさえあるという。大丈夫かヒデ。にわかには信じがたい、学位販売というシュールなビジネス。なんの権威もなく、なんの達成感もない「学位」など誰がわざわざ買うのか。しかし、ヒデは現在イオンド大学日本校名誉教授なのである。20万円ぐらいの。安っすいな。
これをプロフィールに載せてしまうことがどれだけのデメリットになるか。ただでさえ限りなくゼロに近い勝算をさらにゼロに近づけてでも言っておきたかった名誉教授という肩書き。しかし本人はイオンド大学にまつわるこれら一連の問題をどこまでちゃんと理解しているのだろうか。かつて偽・有栖川宮の結婚パーティにまんまと招かれて出席してしまったのと同様、この学位の件についても本人は「きちんと理解してない」うえに「特に疑念もない」のでないだろうか。大丈夫かヒデ。大丈夫か名誉教授。
今までなら「教授」といえば坂本龍一ぐらいしか思いつかなかった僕ですが、これからは「坂本のほう?秀吉のほう?」といちいち確認しなければならず面倒くさい事になりそうです。ちなみに、このイオンド大学は日本だけではなく、本国アメリカでも大学として認められてないとのことである。どないやねん。
※これを書いている最中にオフィシャルサイトのトップページに「輝く夕張新時代」というザツな政策が発表されています。誤字脱字・不可解な文法が満載のこのテキスト、実際に教授本人が書いたのではないかとさえ思われます。ご一読を。

















