カネで買えなかったもの
当ブログはPowerd by Livedoorでお送りしているワケであるが、基本的にオレはイカサマ博打の行く末などどっちゃでもええのである。むしろ趨勢に乗じて堀江叩きに躍起になる各マスコミのほうが鼻につくのであるが、そんな中、今日の報道ステーションで事件とは直接関係のない「ライブドア忘年会」の模様が放送されていた。舞台上ではコスプレまがいの格好をした堀江がご満悦で歌とダンスを披露、社員らに向けて「世界一の会社を作るぞー!」という主旨の言葉を連呼。社員はもちろんノリノリで「ウォー!!」と雄叫びをあげていた。何年か前に集団レイプ事件で世間を騒がせた早大生「スーパーフリー」のヴェルファーレでのビデオ映像を見た時と同じ気持ちになった。もっと汎用的にいえば、飲み屋でテンションの高い学生コンパにぶつかった時のようなやり場のない怒りである。
「おもしろくない人達がバカ騒ぎをする様子」ほど気分の悪いものはない。
ライブドア忘年会映像の中で、堀江の後ろに明らかにHGのコスプレ(かなりテキトーな)をした男を見つけた時は背筋が凍る思いであった。
堀江は著書の中で「人の心はカネで買える」と豪語したそうであるが、いくら金持ちになったところで絶対に買えないモノは「笑いのスキル」ではないか。うまいメシを食えば舌も肥えるし、高いブランドの服を着ればそれなりにその良さも分かる、世界各地を飛び回れば少なからず見聞も広がるであろう。しかし、いくら金持ちになっても「笑いのスキル」だけは手に入れることができない。
たとえ何十億カネを積んだところでこの男はオモシロイことひとつ言えないのである。
人を笑わせることの尊さと価値をあらためて実感。
「サブい」という状況は、ウケようとしてスベった時のことである。ウケようとしなければ最初からサブい状況は生まれない。どれだけ稼いでも「サブい」。どれだけ有名になっても「サブい」。やればやるほど「サブい」。なかなか辛そうである。この男は今までの人生の中で、ヘタリ込んで口から内蔵が飛び出しそうになるほど笑い転げたことがないのではないか。笑いのスキルひとつ手に入れられないカネってなんだ。
今日の報道ステーションでは他にも、井脇ノブ子が「はいからさんが通る」ばりのピンクのハカマ姿で登庁する映像が放送された。天然おそるべし。
パリス・ヒルトン御用達のベビーカステラ
先日、道明寺天満宮に初詣に出かけた際、露店でスゴいものを見つけてしまいました。
写真をご覧ください・・・完全に「LOUIS VUITTON」です。ルイ・ヴィトン/マルチカラーの・・・ベビーカステラです。これはレアやろ、さすがに。いつの間にか食品業界(しかも露店)に進出していたとは。ある種イタメシ。違う。僕にはブランドものの真贋はよく分かりませんが、少なくともこれは「ホンモノ」と見て間違いないでしょう。巷で見かけるモノグラムのパロディとは違い、これぐらいハッキリと「LV」を表記できる度胸はたいしたもんです。
しかも、中身は「ドラえもん」!村上隆の次は藤子不二雄を起用しています。写真には写っていませんが、中には「キティちゃん」も混ざっていました・・・テキトーか。どちらも目ん玉が欠けていたり腕がもげていたりたり、となかなかバイオレンスなテイスト。
大阪の片田舎に住んでいる僕には分かりませんが、さぞかし六本木ヒルズでも店の片隅でこのベビーカステラの焼ける香ばしい匂いが立ちこめていることでしょう。
しかし「万が一」これが偽物だったらどうなるのか?偽ブランドは買った側も責任を問われる場合があるときく。このベビーカステラを持って海外に行こうものなら空港で没収されてしまうのだろうか?元旦にひいた凶みくじの「公事訴訟凶」がこんなに早く目の前に立ちはだかるとは。
味は平均点を大きく下回るマズさのクセに500円。やっぱブランドもんは高いですね。ちなみに僕の前に並んでいた中学生女子は「Dior」の袋でした。どこに売ってるんやこの紙袋!
ヴィトン、小学館、サンリオ、の「どこにも一銭も払っていないであろう」500円のベビーカステラ。見上げた根性です。

【告知】本日発売の『ぴあ』に・・・
本日(1/5)発売の「ぴあ」関西版に、僕のコラムが掲載されています。
興味のある方はぜひ立ち読みしてみてください。
あ、余裕のある人は買ってください。
【追記】ぴあ「関東版」にも掲載されてるようです。知りませんでした(笑)
あけましておめでとうございます、しかし・・・
あけましておめでとうございます。
2006年の幕開けに、人生初の体験をさせていただきました。
それは・・・「みくじで凶を引く」。
最近では、参詣客に年明けから不快な気分にさせないようにと、みくじの中に最初から「凶」を混ぜない、という神社が多いと聞くが・・・ここはガチであった。
これまでの人生でたまたま「凶」みくじを引き当てたことのなかったオレは、みくじに対してさほどの思い入れもないながら、それでもたまに「大吉」が出るとちょっと気分が良くなったりした。そればかりか、まわりで「凶」をひきあてた人間に対しては「これ以上悪くなることはないからええやん」などと軽々しくお決まりのみくじフレーズを口走ったこともある。まことに不遜のかぎりであった。
「公事訴訟凶」「待人来たらず」「失物いでず」「賣買損有」「疾病あしし」「方角、西北北東あしく(ウチから見て都市部はほとんど西北か北東である)」「家造奉公轉居凶」・・・。
はいはい、どーせオレはこの先一年、疾病と訴訟を抱えながら、来ぬ待ち人を待ち続けて、売り買いで損をして、失ったものは出てこず、都市部に出てもロクなことはありませんよ。はいはい、どーせ今年の初詣で「凶」を引いたのは世界中でオレ一人だけでしょ。と、ネガティブハートな独り言も吐いてみたくもなろうかというものです。
カネ(200円)払ろて、ボロをカスのように言われる「凶みくじ」。木枝に結わえることすら忘れ、家にまで持ち帰ってしまったことからも、オレの狼狽ぶりがうかがえるというものであろう。
というワケで、この「凶な男」を今年も(今年は特に)よろしくお願いします。














