イモカン

7月 31, 2005 · Posted in 日々雑記 · 3 Comments 

c8bd4431.jpg先週の日曜日、RETROGRESSIVE 3 CHORDS(高山はギターと曲を担当)のツアーで岐阜へ。今回で2回目となる「芋館(いもかん)」というスゲェ名前のライブハウスである。イモカン。養老インターを降りて、まるで田舎の親戚のウチにでも向かうような道をしばらく走ると田んぼの真ん中に「芋館」はある。イモカン。ここは元々、本当に農作物を収納するために作られた倉庫だと思うのだがどうか。
リハが終わって本番までの間の時間潰しに一苦労する。前回は車でしばらく走ったところにある大垣駅というところに行ってみたが、地方特有の「日曜日定休」の洗礼を受け、結局メンバー全員で国道沿いの「BOOK OFF」で立ち読みをする、という情けない状況に陥った。
今回はライブハウス側の要請により、車を倉庫の中に誘導されたうえ、木製パズル「箱入り娘」状態でガチガチに格納されてしまい、イベント終了まで動かすことができずほぼ軟禁状態である。途方に暮れたオレは、決して近くはない最寄りのコンビニに、用事もないのに5回も足を運んだことからも、どれだけヒマだったかを推測していただきたい。周りは夏の日射しが真っ白に照りつけ、ただただ静かである。用水路にはアメンボが元気よく泳ぎ回り、遠くの民家では老人が農具の手入れをしていた。この日は酷暑でジリジリと焼け付く炎天下の畦道をひたすら往復した。水を一本買っては戻り、ジャイアントカプリコを買っては戻り、挙げ句の果てにはキャベツバーガーというワケのわからん惣菜パンにまで手を出す始末である。
開演前には、一台に4〜5人乗り合わせた車がどこからともなく集まり、駐車場は一杯であった。ここはラスベガスか?ライブのほうは、いい感じで終了。最後には乱闘事件もあったりしてなかなかパンクな一夜でした。岐阜のTHE SOLUTIONてバンドはホントにカッコいいス。チェック。
ライブ直後、ギターを持ったまま一歩外に出ると、真っ暗な田園風景に都会では決して聞けないカエルの大合唱が響き渡っていました。次回行く時は絶対録音しようと思っています。
c8bd4431.jpgc8bd4431.jpg
※写真は芋館正面エントランスとすぐ横に広がる水田。大事にしたい日本の原風景です。

よく見える・・・

7月 30, 2005 · Posted in 日々雑記 · 3 Comments 

メガネに魂を売った男のニュース。
————————————————–
神奈川県警宮前署は28日、川崎市宮前区馬絹、建築作業員長沢徹容疑者(29)を窃盗と傷害の疑いで逮捕、自宅から眼鏡124点とコンタクトレンズ30組を押収した。同区内では昨年1月から、若い男性が眼鏡をひったくられたり、コンタクトレンズを盗まれたりする被害が14件起きており、同署で関連を追及する。
調べによると、長沢容疑者は6月17日午前2時10分ごろ、同区内の男性飲食店店員(31)のマンション前で、帰宅した男性に声をかけて近づき、顔を殴って10日間のけがをさせたうえ、男性宅に押しかけ、男性が使っていたコンタクトレンズ(1000円相当)を自分の目につけさせ、逃走した疑い。
調べに対し、長沢容疑者は「中学の時に友人から眼鏡を貸してもらい、よく見えるようになったのが快感になり、盗むようになった」と供述しているという。
————————————————–
顔を殴られて、自分のつけていたコンタクトレンズを殴った本人の目に装着させられる。こんな複雑で難解な行動があるだろうか。日常生活において突然顔を殴打される、とは完全な事故である。アドレナリンは大量に分泌され、血は頭にのぼり、怒り心頭で冷静な判断力などあったものではなかろう。にも関わらず直ちにその場で「他人の目に、自分のコンタクトレンズを装着する」という繊細な行動を強要される。気が狂いそうな作業であろう。
犯人はかなりイラつきながら「早よせぇやコラ!」と、より装着しやすいように顔を近付けたかもしれない。犯人の立場から見ても「いま自分が殴った相手の前に、眼球を見開いてさらけ出す」というのはものすごくリスクの高い行動ではないのか?
「中学の時に友人から眼鏡を貸してもらい、よく見えるようになったのが快感になり、盗むようになった」の供述の通り「眼鏡の効果」にテンションの上がりすぎた男の話である。
眼鏡だけでは飽き足らず「そういや、コンタクレンズもアリ・・か?」と自分でさらに分野を拡大してしまうほどのハシャギぶり。せめてコンタクトぐらいは自分で装着できるようになってからも良かったのではないか。

本日(7/29 fri)なんばベアーズにて

7月 29, 2005 · Posted in 未分類 · コメントは受け付けていません。 

本日(7/29 fri)なんばベアーズにて行われる”SCUM NITE”に出ます。高山は「Freedom Free」のメンバーとして参加(サンプラー・ノイズ等)。Rise From The Deadの変名ユニット「IC-40」も出るそうなので楽しみです。
7/29 fri @なんばベアーズ
<SCUM NITE>
ULTRA FUCKERS / NOVACANE / FREEDOM FREE /
IC-40(from.RISE FROM THE DEAD)
OPEN/START 18:30/19:00
ADV/DOOR \1500/2000
なんばベアーズ:http://home.att.ne.jp/orange/bears/

岡八郎死去

7月 27, 2005 · Posted in 日々雑記 · 8 Comments 

8fe561bf.jpg昔、Rくんが「岡八郎はエエ奴やで」と何回も言ってたのを思い出した。現在すでに40才前後であろうと思われる彼が何故「オカハチ=エエ奴」であると断言し続けたのかと言えば、彼が小学生の頃に阪神尼崎の駅で当時の喜劇スター・岡八郎に遭遇した体験に基づく。
当然のことながら突然のスターとの遭遇にテンションの上がりきった、彼ら小学生数名は意味もなく「おい!オカハチ!ハッチャン!」などと囃し立てながら走り寄り「『クッサ〜』やってくれや!!やってくれや!!」と詰め寄った。
言うまでもないが『クッサ〜、えげつな〜』は、関西の子供たちにとって当時ドリフの「ちょっとだけよ」をも凌駕する(関西限定で)、岡八郎の大ヒット一発ギャグだったのである。尻を突き出し、自ら肛門にあてた指を鼻に近付け『クッサ〜、えげつな〜』と言う・・・こう書くとなんか珍しい動物の習性のようであるが、当時の子供たちはこれを見たさに土曜日の昼はテレビに齧り付いたものである。
阪神尼崎の駅で小学生に詰め寄られた岡八郎はイヤな顔をひとつせず(と本人は振り返るが実際のところナンギなガキに囲まれて渋々だったのかもしれない)、尼崎の駅のホームで『クッサ〜、えげつな〜』を振り付きで「フルテンション」でやってくれたという。小学生の悪ガキたちはホームで気が狂ったように笑い転げ、「もう一回、もう一回だけやってくれや〜!」とリクエストし続け、岡八郎は新喜劇の劇中でも一度しかやらない伝家の宝刀を、プライベートな場所で(しかも駅のホームで)スッパスッパと抜いて見せ、結局子供たちの前で3〜4回やって見せたという。
それを目の当たりにした当時小学生のRくんは「なんと懐の深い人なんだ。なんと大きな男なんだ」と感動したと振り返る。子供たちにとってこのスペシャル・イベントは深く心に刻み込まれたハズであり、その小学生が40を迎えようかという今日まで、かつ岡八郎が67歳でこの世を去る今日まで、「オカハチ=エエ奴」の公式を崩すことはなかった。

逆、逆!

7月 26, 2005 · Posted in 日々雑記 · 4 Comments 

1c603c02.jpg皆さんはアベコベガエルをご存じだろうか?僕は最近知ってその不思議な「もどかしさ」にドキドキしっぱなしです。UMA(未確認生物)というにはあまりに各地で確認されすぎているこのアベコベガエル。南米に広く分布するこのすっとぼけたカエルのなにが「もどかし」くてドキドキさせられているのか。
それは、名前の由来でもある見事な「アベコベさ」にあるです。
このカエルは、普通のカエル同様にオタマジャクシから成長するワケであるが、オタマジャクシ(つまり幼生)時に、なんと体長が約25cmにもなるのである!・・・こんなもんはもはやオタマジャクシのスケールではなく、いわばちょっとした仔猫大である。約25cmのオタマジャクシの群れが池の中でウヨウヨと蠢く場面を想像してほしい。
で、いよいよアベコベである。
この25cmほどもある巨大オタマジャクシから、手足がニョキニョキと生え・・という一連の過程を経てカエルに成長するのであるが・・・
晴れてカエルになった時の体長はたった7cmほどである・・・はい、おかしいですね?
つまり大人になるにしたがってグングン小さくなるワケです。こいつは。
一人前のカエルとして、これからひとまわりも二まわりも大きく成長しならなければいけない大切な時に。成長を切に願えば願うほど、自分の体はどんどん小っちゃくなってしまうのです。このもどかしさ。見事なアベコベぶり。
なぜ縮むのか。説明では成長時に体内の栄養分を消費するから、とあるが、ブヨブヨのオタマジャクシがギュンギュン収縮していくと、成体のカエルは『ガチガチ』に比重の重い硬質な体になってしまうではないか!と、これまた気持ちの悪い想像をしてしまうのである。
英名は「パラドクシカルフロッグ」。まさにパラドックス。さらに、このカエルには「アベコベガエル」という和名の他に「縮みガエル」というネガティブこの上ない別名があることも付け加えておきたい。
成長にしたがって体長が小さくなる動物は他にもいるのだろうか?
生けとし生けるものはおしなべて、成長につれ全長・質量が大きくなるもの、と勝手に思い込んでいる僕は「アベコベガエル(または縮みガエル)」に時間を逆行するような不思議な「もどかしさ」を感じてワクワクしてしまうのである。

対面の英五

7月 21, 2005 · Posted in 日々雑記 · 5 Comments 

1678ae36.jpg藤井寺の喫茶店でコーヒーを飲み、ピザトーストを食べる。オレの対面のテーブルで、体格から顔から髪型まで故・河島英五そっくりの男が一心不乱にカルボナーラをガツガツと食っている。暑苦しいことこのうえない。男は皿を囲い込むように持ち、そのデカい顔を異常に皿に近付け、時々正面のオレを上目遣いでチラと見る。なに見とんねん!
オレはさしあたって読みたくもない本をカバンから取り出して、コーヒーを片手に仕方なく字面を追った。本の内容がまったく咀嚼できないのはもちろん、視線を少しでも紙面から外そうものなら、カルボナーラをガツガツと食い散らかす河島英五とまた目が合うのではではないかとビクビクし、ホットドッグの味など分かったものではないのである。カチャカチャとせわしなくフォークが皿に当たる音をBGMにオレは、こないだ鴨ロックで買った「俺、不良品。/哀川翔」の字面をただただ目で追っているばかりであった。
地獄や・・・あかん、絶対まだ見とる。
(※写真は参考資料です・・が、ほぼこの感じです)

〈告知〉明日はメトロでSPDILL!

7月 17, 2005 · Posted in 日々雑記 · 11 Comments 

b819eca2.jpg明日メトロでライブです。夜までには終わるイベントだそうなので、日頃「朝まではキツい」とお嘆きのオッサン・オバハン(オレ含む)も是非遊びに来て下さい。
7/18(祝)SPDILL LIVE@京都メトロ『uMlaut vol.02』
LIVE:SPDILL
the total jams(K&P Rec/psy-q-on)
DJ:PILgRIM(mani/settsha ga 19)
KIGA(KIGA-DOMEI/the total jams)
golf ball(K&P Rec/MIRALEPA)
LIVE PAINTING:show-ra,YAMAsaki asaHIKO(TORYS OFEICE)
GUEST DJ:JUZUa.k.aMOOCHY(NXS)
OPEN/18:00〜
料金、前売り2000円(ドリンク別途)、当日3000(ドリンク含む)
京都クラブメトロ:http://www.metro.ne.jp/
それ以降のスケジュールはこちら

ついにmixiの軍門に降る

7月 15, 2005 · Posted in 日々雑記 · 6 Comments 

b12e2526.jpgついにmixiの軍門にくだってしまった。知らない人のために説明するとmixiとは、「これまでの友人関係をさらに素敵なものへと導きます。また、新しい交流を生み出す日本初のコミュニティエンターテイメント・ソーシャルネットワークサイトです」(以上mixiのサイトより抜粋)とのこと。
どうですか。「ソーシャルネットワーク」。「新しい交流」。かなり気持ち悪いですね。企業人が集まる名刺交換の祭典「異業種交流会」のようなものを想像してしまうからか。
このサイトの気持ち悪いところは「誰かの紹介がないと入会できない」ところにある。なんだそのプチ選民意識は。かれこれ1年ぐらい前から、いろんなところで「紹介しましょうか?」と言われ続けてきたが、なんとなく薄気味悪くて遠慮し続けてきたmixi。「紹介しましょうか?」と、まるでオレが常々「紹介してほしい」と思っていることを前提としたような言葉にも、反射的に「いや、ええわ」と返事し続けてきたのだが、このあいだある席でオレを除いてほとんどの友人がmixiに籍を置いていることが判明し、さらにオレが「最後の無頼派」と認めてきたライターA氏までもがこの「ソーシャルネットワーク」に身を寄せていることが明らかになった。
結局オレは友人の中で一番「ソーシャルネットワーク」感から程遠いK氏(小学校からの同級生)の紹介で、mixiのアカウントを取得した。まだ何が便利なのかさっぱりわからん。
URL:友人関係をさらに素敵なものへと導き、新しい交流を生み出す日本初のコミュニティエンターテイメント・ソーシャルネットワークサイト『mixi』

町家崩壊

7月 6, 2005 · Posted in 日々雑記 · 3 Comments 

谷町六丁目の町家崩壊に愕然とする。あの辺りの町家を改造して雑貨屋やカフェーなるものが相次いでオープンしているらしいことは知っていたが、実際に歩いてみると予想以上に被害は甚大であった。谷町界隈は大阪市内東部にあって戦災をまぬがれた寺町で、空掘商店街を中心に印刷所などが密集した所である。死臭の漂い始めた町を外部からのハイエナが寄ってたかって食い荒らすのは今までにも何度となく見て来たが、自分が10年以上前にこの辺りの印刷屋に働いていたこともあり、かなり愛着のある町だけにこの変化が不気味に感じられるのである。町が殺されていくというのはこういうことなんか、と思った。
しばらく歩いて目に飛び込んで来た文字を並べると、「手作りアクセサリー」「カフェとギャラリー」「カフェと盆栽(店内禁煙)」「朗読会」「自分空間」「自分探し」などなど、ツラいキーワードが続く。このいかがわしさをどう表現すればよいのか。商売っ気なさそうで実は図々しい、地方の小京都と呼ばれるところにある自然派の店に感じる胡散臭さ、デニムのエプロンにバンダナの店員、道端でアカの他人の人生相談にのる絵描きとか。うまい例えがなかなか浮かばんけど。そうかと言えば、すぐ近隣には昔ながらの喫茶店(ミルクティーを注文すれば、ストレートティーにコーヒーフレッシュを添えて持って来そうな)も歴然として存在し、そのギャップがまたなんとも言えぬムズ痒さをおぼえるのである。
例えばこれが、古い町家をユンボで全部ブッ壊してドデカいショッピングセンターを建てました、というのならまだ理解できるのだが、この町並みはそのままに「中身だけが少しずつ異物にスリ変わっていく」様子がなんとも薄気味悪いのかもしれない。
町の変化がこういうもんだというのは分かってるハズなんやけど・・・なんかね。
実際、店内禁煙の自然派カッフェーに、インクにまみれた印刷屋のオッサンが昼休憩に入るのは難しいと思うけどな。

Get Adobe Flash playerPlugin by wpburn.com wordpress themes