ごろくにん

5月 9, 2011 · Posted in 日々雑記 · コメントは受け付けていません。 

喫茶店にて。此処の店主は些か神経質なのやも知れぬ。店の至る所に貼紙が有り、「壱萬円札での御支払はお断りします」「お勘定はお帰りの際にお願い致します」だのといちいち五月蝿い。おまけにその一枚一枚にすべて簡易ラミネート加工が施されており、印刷部分を店内の油分や煙草の脂から防護し、如何として文字の滲み等を忌避したいという店主の意図が汲み取れるのである。店内で先ず目を留めるのは『トイレありません。(向い側熱帯魚屋)となります』という貼紙。一箇所では無く、複数箇所に此の貼紙は見られる。確かに店内にトイレはない。故に道の向う側にある熱帯魚屋の横手にある公衆トイレを使えという意味である事は直ぐに分かる。恐らく是れまでも何百回と一見客にトイレの有無を問われ、其の度に店主は苦々しい思いで、申し訳無いが此処にはトイレは無い、だから向かいの公衆トイレを使ってくれ、そう、道を渡って向かい側、あの熱帯魚屋さんの横手を入れば直ぐだから。と丁寧に説明していたに相違ない。何しろ此処の店主は神経質だからである。「あ、トイレないねん。」の一言で片付けるような月並みな店主では無い。現に此の日も店主は、入ってきた嫌煙客に対し、普通なら「うち禁煙席ないんです」、と一言で片付けても良いような処を、態々、「先ずウチには喫煙席、禁煙席という区分はない/お客様には煙草を吸う人も吸わない人もいらっしゃいますから/もし煙草がお気になるようであれば・・ええ」と、逆にキレておるのでは無いかと思える程に丁寧な説明と柔和な語尾を以て緩やかに断りを入れていたのだ。同様に、トイレの有無にも、当初は聞かれる度に丁寧に応えていたのだろう。しかし仏の顔も三度。此の店主は自分の中で「○回以上聞かれた事や、遭遇した客との遣り取りについては、予め店内に掲示すること」と心に強く決めたのかもしれない。F.A.Q(よくある質問とその答え)を予め客に掲示しておくのは現代のウェブサイトの基本でもある。其の一環として『トイレありません。(向い側熱帯魚屋)となります』という貼紙が掲示されている事は寧ろ自然な流れでさえある。只、少なからず店主の苛立ちが混じってしまった所為か、「(向い側熱帯魚屋)となります」という一文は些か投げ遣りではある。正しくは「トイレは向かいの熱帯魚店の横を入ったところに有ります」ぐらいではないか。間違っても熱帯魚屋=トイレではないし、他人様の店を熱帯魚「屋」と呼ぶのもぞんざいである。此の店には他にも店主の思いが込められた貼紙やディスプレイが沢山有る。中でも此の店の来し方に思いを馳せざるを得ないのが、カウンター席の客に向けられた掲示『カウンター席に座られるお客様は椅子を反らさないでください』。かつてこの店で、カウンター席の客が椅子の背もたれに必要以上の負荷をかけて反らせた所為で、何らかの事件が遭った事は恐らく間違いの無い事実であろう。構造上のバランスが悪く椅子ごと後ろに転倒したのか、反らせた負荷に拠って背凭れ自体が破壊されてしまったのか、カウンターで背中を反らせた客と直ぐ側で立ち上がったテーブル客が接触しトラブルに発展したのか、それは分からない。兎に角、誰かがカウンター席で椅子を反らせた事でこの店に何らかの悲しい事件が有り、店主はあんな惨劇は二度と御免だとの思いで此れを掲示したのではないだろうか。言うまでもなく、この貼紙にも堅牢なラミネート加工は施されている。最後に、下記の画像を御覧頂きたい。テーブルの上に置かれた札である。「五六人席」。席を見た処、まさか五十六人がずらりと二十八人ずつ向かい合って座れそうには無く、此れは「大凡、五から六人が掛けられる席である」との意味と捉えるのが妥当であろう。何度も言うが、やはり此処の店主は些か神経質である。大体、五、六人が座れる席ならば「六人席」で良いでは無いか。にも関わらず何故「五六人席」と書いたのだろう。店主の見立てでは、「五人では若干の余裕があり、六人では若干お客様に窮屈を強いる事に成るかも知れない」、「五でも六でもどちらにせよ若干の事実誤認が生じてしまう」、そう判断したに違いない。そもそも喫茶店にそんな中途半端な寸法の席が有るのか?そもそも店主の想定する一人当たりのジャストな席幅は何糎なのか?という疑問が湧くが其れは不問に付すことにする。そこで店主としては苦渋の決断として「五六人席」という、数値まで指定しているのに逆にあやふやな印象の表記に相成ってしまったのだ。客が「五人」か「六人」の場合「のみ」利用が許される「五六人席」。確率としては可成り低いような気もするが、オレ達はこの日偶々五人で此の店に入った御蔭で此の「五六人席」に座る事が出来たのである。

画像は同行者、砂十島NANIのブログより拝借

だつ。

12月 2, 2010 · Posted in 日々雑記 · 1 Comment 

毎年、この時期になると「今年の流行語大賞」なるものが勝手に発表されている。

今年2010年の流行語大賞は『ゲゲゲの〜』だそうである。

ゲゲゲの〜・・・「〜」!?

以下、2位以降。「いい質問ですねえ! 」、「イクメン」、「AKB48」、「女子会」、「脱小沢」、「食べるラー油」、「ととのいました」、「〜なう」、「無縁社会」・・・。

・・・言うてない。
・・・ひとっつも、言うてない。

かろうじて、9位の「〜なう」は会話として発したことはないが、Twitterで使う。便利だからである。代替語がないからである。

だいたい、「だつおざわ」と誰かが生声で発音している場面など、オレは一回も遭遇したことがないし、もちろん自分でも言った覚えもない。オレがアホやから、誰も政治の話とかしてくれへんのやろか。ま、されても知らんけど。

流行語。

せっかくなので、いま実際に、午前2:30のPCの前で発音してみよう。

「だ・つ・お・ざ・わ」

・・・とくに、なんの感慨もない。

・・・だつ、の部分はちょっと気持ちいい。

それぐらいである。

だつ。

いや、しかし。

毎年決まり事のように行われている、「今年の流行語大賞」なのだから、オレは知らぬとも世間様はみんな日常的に使っている言葉なのかもしれない。

きっとそうに違いない。

オレが流行語なるものに、あまりにピンと来なさすぎなのは、オレ自身が世間様の動向とズレたダメな生活をしてけつかるからであろう。

もしかすると。

このベスト10の流行語「すべて」を日常会話にサラリと織り込むような強者さえも、日本のどこかにいるかもしれないのだ。

・・・考えるだに恐ろしい。

世間様 オブ 世間様。
しかし、実際にいるならば、見てみたい気もする。

流行るものすべてを次々と取り込み、さも自分発信かのように、時代を颯爽と走り抜けるヤツ。

そんな流行語の使い手、いわば流行人を全国からノミネートし、その中からM.V.P(Most Valuable ペラいヤツ)を決定し、その人物を称賛すれば良いのではないかと思う。

「流行語大将」。

コンテストの優勝者には副賞として、高級クラブに接待。
そこでウィニングランばりに流行語をふんだんに織り交ぜたトークをホステス相手に繰り広げていただき、それをUSTREAMでリアルタイム配信するのはどうだろう。

実際に同席するのは拷問にも等しいが、モニタ越しならその実態を見てみたくもある。

宴が盛り上がる頃には、「いい質問ですねえ! 」、「ととのいました」などの流行語を臆することなくガンガン連打、つなぎには、プレビュー的に二三年前の流行語、またはテレビで誰かがやってた物真似の物真似、あるいは飲み屋に特化したジョーク、そして最終的には「ただフツーのことを大声で言うだけ」など、あらゆる引き出しを持つ王者の風格を見せつけてくれるであろう。

途中でやることがなくなって、手品とかやられたら、オレはハラ千切れるぐらい笑う。

そしてそんなペラい輩は、この時期に流行語大賞の話題を自分のブログに書いたりするだろう。

だつ。

これから忘年会の時期。居酒屋の隣のテーブルで、宗右衛門町の路上で、泉の広場を上がったあたりで、そんな『世間様 オブ 世間様』が刃を研いでいるかもしれない。

最後に、今年の「流行語」大賞・特別賞に選ばれたのがこれ。

『何か持っていると言われ続けてきました。今日何を持っているのか確信しました・・・それは仲間です。』(早大野球部主将・斎藤佑樹)

・・・・・・・・文!!!!


あ、AUTORAライブ情報です。よろしく。

12.3.FRI『GARAM MASARA vol.4 -buttah 8th aniversary & アララギ open special!!-』@梅田NOON
12.28.TUE『ExT Recordings presents SOUND IN “EX”』@渋谷CLUB ASIA
12.31.FRI『MIDI_sai ~greatful starlight COUNTDOWN 2010-2011 in ミス大阪~』@千日前ミス大阪

霊大杉

11月 19, 2010 · Posted in 日々雑記 · コメントは受け付けていません。 

子供の頃、本屋で心霊写真本なんかを立ち読みしていたが、表紙カラーから10ページ目ぐらいまではデッカい顔とか髪の長い女性が写真の半分ぐらい写っていてドキドキしたが、残りのモノクロページはほとんど背景の隅にボンヤリと木の葉やタバコの煙のような白っぽいものがあるだけであった。

それにわざわざ丸をつけて注釈で「この地では昔、大規模な合戦があり・・・」などと書かれていてガッカリしたのを覚えている。
そのビジュアル的な弱さもさることながら「・・・何年、成仏してへんねん!」とも思もた。

50年生きてたとしても、霊生活500年て。インターバル長がっ。

そんな心霊写真のお話。

写真のハレーションを抑えるためにサイトを調べていたら、「オーブ現象」を知った。
オーブ現象とは写真に丸い玉が写るアレで、水辺や、夜露、湿度の高い室内などで空気中の水分や埃塵にフラッシュの光が反射してしまう人為的ミスのことである。
オーブを調べているうちに、とうとう心霊写真のサイトに辿り着いてしまった。

このサイトは、どこかの偉い霊能師の先生が、送られてきた心霊写真を一件5,000円で診断しますよ、と謳っている。
ご丁寧にもいくつかの写真を例にあげて、「この写真のココに霊がいます」と診断する。
つまり自分の仕事ぶりをサンプルとして見せているのであるが・・・この霊能師の先生がもつ霊をみる視力は、おそらくオスマン・サンコンなみに良いのだろう。

下記の写真は、相談者からコメントとともに送られてきたもの。

《相談者のコメント》『右上にガイコツのような白いものがハッキリと写っています。これはカメラの故障などではないと思うのですが・・やはり霊的なものなのでしょうか?この霊は撮った人に悪影響など及ぼす可能性はあるのでしょうか?鑑定よろしくお願いします。』とのこと。

で、この偉い先生の鑑定結果がこちら。


いやいや・・・多すぎるやろ!!

《先生のコメント》『ガイコツの様に見えますが、実際は人の顔ではありません。(中略)その部分には「首をつった武士」、「歯だけ見えている霊」他にも女性・男性たくさんの霊が重なっていま す。念の強い霊体が集まると、この様な白い煙の様に見える場合があります。性別が確認できるものには「男」「女」顔の確認できるものには顔を書き入れまし た。まず言えることですが、「土地が悪い」という事です。撮影者の方が少し心配です。

そら、これだけゴッソリたむろされたら、まとめて「土地が悪い」というほかないだろう。
しかし、ご安心。「首をつった武士」も「歯だけ見えている霊」も、たった30,000円(会員なら20,000円。おトク感)でお引き取り願えます。

はい、次。

《相談者コメント》『とある仏教系の幼稚園で撮影されたものですが白い光の様なもの(※筆者註:これがオーブってヤツ)が沢山みえます何なのでしょうか?まわりにはお寺があるのが関係しているのでしょうか?

で、先生の鑑定結果がこちら。

だ、か、ら!

多すぎるねん!!

ギュンギュンやん!

園児より多いがな。

《先生のコメント》『まずこの幼稚園の土地が非常に悪いです。もともと戦場のようです。お墓のようなものもたくさん見えます。未成仏霊がたくさんおります。(中略)写真だけでも30〜40体います。本来であれば、土地祈祷、未成仏霊供養が必要なところです。

30〜40体・・・そこアバウト。
仏教系の幼稚園で未成仏霊てんこ盛りって、どーゆーこと?
コメントの文末には、さらりと除霊プラン(30,000円※会員なら20,000円)への誘導も忘れない。
商魂たくましき、偉い霊能師の先生。

・・・だいたい、除霊の『会員』ってなんやねん。そない何回も行くモンちゃうやん。

しかし、幼稚園の教室でさえ、「男(兵隊)」をはじめとするたくさんの霊が日頃から、これだけ大量にウヨウヨ浮遊していて、でも、園児たちは毎日お遊戯をしたり、お昼寝をしたりしている、と。

そうなると・・・・・逆に「霊がいて、いったい何がアカンのか?」という気さえしてくる。

ホコリは器官に悪いし、湿気はカビが生えるし、雨は濡れたら風邪をひくけども、霊はとくになにもない。

なにもないどころか、人間が起こす病気や事故、家族トラブルや身の不遇までも、その責任を関係ないのになすりつけられても文句のひとつも言わん、霊はむしろええヤツの部類ではないのか。

オレは霊視力が低くて良かった。
こんなもん、全部見えてたら毎日ジャマでしゃあない。

びませぬぞ

11月 11, 2010 · Posted in 日々雑記 · コメントは受け付けていません。 

「板垣死すとも・・・」とくれば、たいがいは「自由は死せず」と続けたくなるだろう。

それは、「巨泉の!」とくれば「クイズダービー」であり、「よろしく!」とくれば「メカドッグ!」と続けたくなるのと同種の、いわば連語的なフレーズとして反射的に出てくるほど日本人にとって馴染み深い言葉である。

「板垣死すとも自由は死せず」。

オレは板垣退助という人のことをほとんど知らない。とくに興味を持ったおぼえもないし、これからも大して興味を持たないだろうと思う。「退助」という名前が、なんかネガティブやな、と思う程度である。

しかしながら、この名フレーズはさすがに知っていて、その韻律のカッコ良さだけは、「巨泉の!クイズダービー」のように間の抜けたフレーズとは比べもんにならんぐらい、よくできているなぁと思っている。

死すとも」に対しての「死せず」。

かつ、その対語を差し引いて残った語は、「板垣」と「自由」である。

つまり、こんな短いフレーズの中で、「板垣=自由(の象徴)」という等号を見事に確立させ、なおかつその等号式を「死すとも/死せず」という、命を賭したスリリングさで修飾している。

見れば見るほどよく整理された、言葉のシーケンスではないか!

オレはアホなので、今日の今日までこの名言は板垣退助の今際の際に発せられた言葉だと勝手に思い込んでいた。なんか昔のお札の絵の人が、どっかで暴漢に刺され、最後にこの言葉を叫んで息絶えたと。

多少の美化はあるにせよ、板垣が自分の命と引き換えに遺したドラマチックな最後の言葉だからこそこの「板垣死すとも自由は死せず」は、後世に広く語り継がれたのだ、とオレは「漠然と」思っていたのだ。

このよくできたフレーズはどうやって生まれたのか、気になって調べてみた。
といっても、ただ、Wikipediaを見ただけであるが。

・・・あー・・・。

・・・見んかったら良かったー・・・。

・・・死んでない

・・・死んでないねんなー・・・。

板垣は45歳で暴漢に短刀で刺された時(岐阜事件)、この言葉を吐いたとされているが、命には特に別状はなく、約10日で職に復帰している。そしてのちに内閣を組閣するがダメダメで、内紛激しく4ヶ月で総辞職したり、宮武外骨の『滑稽新聞』に、「自由は死んだのに板垣は生きている」と、AERAばりのしょうもない風刺を書かれたりしている。板垣は伊藤博文・大隈重信とならんで風刺画に描かれることの多い明治の政治家BEST3に入るほどのイジられっぷりだったそうである。結局、この世を去ったのは82才であった。

82歳・・・。
きっちり、生きている。

それはめでたいことなのであるが、オレが勝手に死に際の言葉としてドラマチックに認識していた「板垣死すとも自由は死せず!」というよくできたフレーズは、板垣の人生において「けっこうなかば」での発言であった。

「板垣死すとも自由は死せず」から、実際に死すまでの、このタイムラグ。

その37年間、板垣自身はどう感じていたのだろう。

もしかすると、「オレ、あれ言うてからだいぶ生きてるなぁ・・・」と思った瞬間もあったのではないだろうか。人から半笑いでイジられて、「いや、マジで、カンベンしてください。あれは、ちゃうんですって。」と苦笑いする、そんな辛い場面もあったかもしれない。時には「いや、死すとも、て言うただけで、死ぬとは一言も言うてないですけどね」と、顔色一つ変えずに静かなる逆ギレがあったかもしれない。

とはいえ、自分が暴漢に殺されるかもしれない瞬間に、咄嗟に自分イズムを全開にして、「板垣死すとも自由は死せず!」と美しい韻律が口をついて出てくるなんて、それはそれでやっぱり並大抵の言葉センスではないと思う。

・・・え?

・・・あれ?

それも・・・言うてない

・・・言うてへんやん

なかなかのガッカリ感である。

暴漢に襲われつつ、あんなに構築された名フレーズを咄嗟に叫んだというのは、やはり現実的ではないのかもしれない。

「板垣死すとも自由は死せず」の真相にはいくつもの説があった。

中には、まわりに居合わせたヤツが言うたエエ言い回しを、本人が言うたかのように広めたという、ド恥ずかしい説も。

本人発言説の中で、今回オレが「最もガッカリした言い回し」は、1882年4月11日大阪朝日新聞に掲載された以下の言葉である。

まったく、ガッカリだ。

「板垣は死すとも自由は亡びませぬぞ」。

・・・語尾ッ!!

びませぬぞ・・・?

なんか・・・長がっ。

・・・語呂悪ッ。

びませぬぞ・・・て。

なんか・・・あかん。

※最近、このブログが告知専用みたいになっていたので、たまには関係ないことを書いてみようと思いました。AUTORAのライブ告知は「AUTORA.JP」へ。

罪と罰と税

9月 20, 2009 · Posted in 日々雑記 · コメントは受け付けていません。 

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中央区・島之内にて。
ゴミ集積場の脇に貼られていたこのダンボールは、周囲を荒々しくガムテープで補強されている。

「此の場所に小便した方は、金五千二百五拾円徴収致します」・・。

五千・・・二百五拾円?
え!・・・税込み!?

いや、たしか罰金に消費税は適用されんハズやから、ただ単に、これを書いたオッサン(かどうか知らんけど)は、立ちションの罰金について、五千と「二百五拾円」が科料として適正だと判断したのだろう。

・・・だから、なんでやねん。

コヤブソニック2009に出演しました

8月 31, 2009 · Posted in 日々雑記 · コメントは受け付けていません。 

さる8月23日、舞洲で行われた「コヤブソニック2009」にビッグポルノとして出演しました。

暑すぎず気持ちのいい天気で、豪華なメンツに浮き足立ったまま楽しく過ごしました。

EGO-WRAPPIN’のよっちゃんと久々の再会。
相変わらずな気もするし、胆の座り方に凄みが増したような気がするし。
やっぱ、すごいわこの人。

八月も終わりかけの夕暮れの海辺で、スチャダラ「サマージャム’95」を聴く贅沢。

楽屋で一人、渋い顔で出番を待つ、「おばあちゃん姿」の桑原和男師匠。

正直、この日のレビューは、書こうと思えば長々と書けそうな気もしますが・・・結局のところ、打ち上げの席で「斜め前の席にキョンキョンがいた」・・・ということで、他のことは全部忘れてしまいました。

ナイス・小藪、ナイス・ソニック。
来年もあるんやろか。

はるばる舞洲まで来てくれたみなさん、どうもありがとうございました。

●コヤブソニック2009
宇都宮まき&今別府直之/土肥ポン太/天竺鼠/千鳥/フットボールアワー/バッファロー吾郎/曽我部恵一BAND/ホフディラン/ET-KING/SOFFet with Tokyo Junkastic Band/AFRA/桜/渡辺直美/加藤紀子/こやぶかずとよ/EGO-WRAPPIN’ AND THE GOSSIP OF JAXX/スチャダラパー/Chara/ダイアン/麒麟/ 笑い飯/小泉今日子/TOKYO No.1 SOUL SET/ビッグポルノ

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猛暑の前日リハ

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スチャダラ×桑原和男師匠

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ビッグポルノ

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ビッグポルノ

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エンディング

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ステージから

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M-1ファイナリストと

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この日のセットリスト

ポルノとエロス。

2月 26, 2009 · Posted in お知らせ, 日々雑記 · 2 Comments 

明日(金曜日)、東京です。
新宿の「MARZ」にて行われる「ビッグポルノ〜ニューイヤーコンサート2009〜」に、メンバーとして出演します。お時間のある方は、ぜひお立ち寄り下さい。

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「ビッグポルノ〜ニューイヤーコンサート2009〜」
開場19:00  開演19:30
料金・前売3000円、当日3500円(1ドリンク付き/整理番号付きオールスタンディング)
出演:ビッグポルノ(小籔千豊、レイザーラモン)、宇都宮まき 
ゲスト・野性爆弾、ピース
新宿MARZ(HP):
新宿区歌舞伎町2−45−1 第一トキワビルB1F
TEL.03-3202-8248
よろしく。

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写真は、住之江区で通りがかりに見つけた「喫茶&パブ エロス」。
ド直球すぎて、普通なら「逆に思いつきもしない」この店名は、おそらく開店当初の「パブ的な」要素から名付けられたのではないかと思う。
パブ営業に主眼をあて、その余力で昼のあいだは喫茶でもやろか、と。
こういう店は時々あって(大阪だけか?)、夕方6時前後にコーヒーを飲みに入ると、店内がやたらバタバタしてて店内照明が不自然に調整されたり、オバハンがせっせと観葉植物を移動させたり、チカチカしたセコいパーティグッズのようなライトを持ち出したりと、せわしない。
落ち着かぬまま、コーヒーを飲み終えて店を出ようとすると、さっきまで眠たい顔をしてカウンターで肘をついて14型テレビで「Newsゆう」を観てたエプロン姿のオバハンが、ちょっと目を離したスキに、さもあたりまえのように戸川昌子ばりのラメのドレスに着替え、片方500グラムぐらいありそうな巨大なイヤリングを、モルタルのような厚化粧の両側にブラさげて、「ありがとうございました」とレジに小走りで近寄ってきたりする。
昼間客がまだコーヒーを飲んでいるにも関わらず、店およびババアは、すでにナイト・バージョンにすり替わっておるのである。
おそらくこの「喫茶&パブ エロス」も、当初は、そういった「二毛作(昼と夜の)」を企んでのことだったはずだ。
しかし。
店の横にまわってみると、もうひとつこの店の看板があった。
これである。

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・・・朝定食!?
画像では見にくいかもしれないが、店名「エロス」の上部に「朝定食の」文字が!
「朝定食 エロス」て。
なんで「エロス」残しやねん・・・。
この店の地元・住之江地区でのネームバリューは知らんが、ここまでやるのなら店名との営業実態の違和感を、なんらかのカタチで是正したいところである。
パブ→喫茶→朝定食、と活動時間帯をクロスフェードしているのにも関わらず、店名「エロス」だけはガッチリ固定。
当初の経営ビジョンからは、相当な乖離があるものと思われる。
にしても、朝定食。
その日の食が、「エロス」で始まることなどあり得るのだろうか。
近所のオッサンが、寝間着同然で立ち寄って、スポーツ新聞を眺めながら、鮭と海苔と味噌汁を食う。
各テーブルのあいだをせわしなく動き、やかんでお茶を注いでまわる三角巾姿のオバハン・・・しかし、店名は「エロス」・・・。
なぜこうなってしまったのか。
推測としては、経営者(ママ?)が高齢化し、生活パターンが「夜型」から「朝型」に移行したのではないか、という説(完全なる憶測)もある。
いや、単純に、名前を付け替えるのが面倒臭いのだろうか。
NTT電話帳へもっかい登録し直さなならんし、駅前看板地図の表記も変えんならん。
店の客たちは、どうせ古い店名で呼び続けるやろし、電話に出る時もどっちで出たらええか分からん。
なにより新しい店名を考えるのは、じゃんくさい。
・・・おそらく、こんな感じで、奇跡の「朝定食 エロス」が誕生したのではないか、と思う。
なにしろ、オレはこの店の前を通りがかっただけなので、200パー憶測であるが。
この経営者が老後、子供相手の駄菓子屋を企まぬことを願うばかりだ。

神の啓示あるいは

2月 20, 2009 · Posted in 日々雑記 · 3 Comments 

大阪・島之内。
夜道に光る掲示板の前に、台車を引いたホームレスのオッサンが立ち止まっていた。
島之内教会の前には、他の寺社仏閣にもよく見られる、宗教者直筆のメッセージめいた毛筆の書が、定期的にアップデートされてガラスの入った掲示板に貼り出され、その蛍光灯の光が暗い夜の路面をぼんやりと青白く照らしていた。
台車に布団と鍋をくくり付け、その上に一匹の猫を乗せ、黒ずんだドテラを着込んだそのオッサンは、しばらく島之内教会の掲示板の前で立ち止まっていた。
オレは道の反対側を歩いていたが、掲示板を見ていたそのオッサンはオレの足音に気づいたのか、オレのほうをチラと見て、照れ笑いのような笑みを浮かべながら何度か首をかしげ、そのままキュルキュルと猫を乗せた台車を押してどこかへ行ってしまった。
オレに向けられた、あのオッサンの表情は何だったのか、あの照れ笑いとも諦観の念ともとれる皺だらけの笑顔は、どういう意味やろかと不思議に思った。
寒空の下、台車をキュルキュル押しながら、教会の掲示板に書かれた主イエス・キリストの「神の啓示」にふと目をやり、オッサンは何を感じ、何を思ったのだろう。
オレは、教会牧師が直筆で書いたであろう、またホームレスのオッサンに何らかの浄化作用を与えたかもしれない、そのメッセージを見たくなって、思わず道の反対側の教会の前に近寄ってみた。
・・・うそん。

christ

ダ・・・ダジャレ!?
オッサン、完全に「苦笑い」やったんやな・・・。

エディトリアルデザインの最高峰

2月 14, 2009 · Posted in 日々雑記 · 9 Comments 

ageha1このブログを読んでくれとる人の中で、雑誌『小悪魔ageha』の読者はどれぐらいいるだろうか。
紙質の良い、オシャレなデザイン雑誌を訳知り顔で読んでおる場合ではない。
『小悪魔ageha』は、平たく言えば大阪ミナミの宗右衛門町あたりのキャバ嬢をはじめとする、いわゆるウォータービジネス系女子に絶大な支持を誇る雑誌で、その分野限定的な特殊メイクやファッションなど、彼女たちの日々の武器ともいえる「見た目」の手本になっているだけでなく、ライフスタイル、さらには思想においても、毎号強烈なアティチュードを提示し続けている。
そのキラキラのひたすら読みづらいデコ文字、2次元と3次元の中間調を醸し出す、レタッチにもほどがあるモデル写真、そして特集は、「かぶせのアップ」、「スジ入りMIX巻の滝流し」、「夜職の浴衣デーはお姫様か花魁が人気」など、門外漢にはにわかに意味の分からない専門用語が並ぶ。
中には、「普通の花火大会は、普通の浴衣が人気です」と、「・・・なんでこれを表紙にデカデカと書く必要があるんや!?」という価値逆転のキャッチコピー躍っていたりして、その閉鎖的なシーンの「逆に」感が見てとれる。
特集以外も、シングルママの座談会「シンママ同盟」や、「姉御がマジメに答える、お悩み相談」など、オリジナリティ溢れすぎのコンテンツで、とくに「お悩み相談」では、「Q:夜中にタバコが切れちゃった。どうしよう?」との読者ギャル(a.k.a 『age嬢』)からの「真剣な悩み」に、「A:エアコンの上に、一箱隠しておくといいよ」と、バイト先の昼休みのようなQ&Aが、わざわざ画像付き(エアコンの上にタバコの箱が少し見切れている写真)で紹介されていたりと、毎回ド肝を抜かれる企画が目白押しである。
そんな、キャバ嬢たちを煽動し続けてきた雑誌『小悪魔ageha』であるが、昨夏あたりからその様相は「見た目」から「内面」へと移行していく。
当初の巻頭特集は、「巻き髪!デカ目!」や「細く!細く!!細く!!!とにかく細く!!!」など、あくまで見た目にこだわっていたのに対し、最近の特集は「病んだっていいじゃない」、「私たちの黒い闇」といった、キャバ嬢たちの心の深淵をえぐり出すような内容で、彼氏のDVや幼少期のトラウマに苦しむ女子たちの体験談がズラリと列挙されている。しかしレイアウトは、あくまでもキラキラでモヤモヤでピカピカのままである。
そして今号にいたっては、「生まれたときから日本はこんな感じで、今さら不況だからどうとか言われてもよくわからない」というキャッチコピー(長っが!)が、表紙に大書されているのだ。
こんな先鋭的な雑誌が、普通のコンビニの書棚に並んでいること自体が、まったくミラクルである。
世界のエディトリアルデザインの中でも、この『小悪魔ageha』は、先鋭的という意味では最右翼に位置するだろう。
その独自性と、レベルメーターの振り切り方においては、VOGUEもFIGAROも『小悪魔ageha』の前では霞んでしまうのである。
今や世界にプレゼンテーションできる、日本独自の土着文化は、「ヴィジュアル系(およびホスト系)」と、この「キャバ嬢文化」ぐらいではないか。
そして今号、『小悪魔ageha』誌面において、驚愕の見開きを見つけてしまった・・・。
これである。

ageha2

・・・すごすぎ。
まるで、ブルー・オイスター・カルトのアルバム「呪われた炎」を彷彿させる誌面。
これは『小悪魔ageha』の終極か、あらたな位相へのマイルストーンか。
まだまだ注目の雑誌である。
コンビニで一回、立ち読みでもしてください。
なかなかの圧巻です。
※下の写真は、元ネタ(と、勝手に僕が思っている)ブルー・オイスター・カルト「呪われた炎」

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ジジイを

11月 9, 2008 · Posted in 日々雑記 · コメントは受け付けていません。 

笑ろた。
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松浪健四郎議員、ポスターに落書きの男を取り押さえる
 7日午後6時20分ごろ、大阪府泉佐野市高松北の駐車場の壁に掲示されていた松浪健四郎衆院議員(自民)のポスターに、男が黒色ペンで落書きしているのを松浪議員の後援会の男性が発見した。男は逃げようとしたが、近くの事務所にいた松浪議員らに取り押さえられ、駆け付けた泉佐野署員に器物損壊容疑で逮捕された。
 調べでは、男は同市湊の無職、花田雄治容疑者(82)。花田容疑者は「4、5年前に運動員とトラブルになり、腹を立てていたのでやった」と供述しているという。
msnニュース>http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081108/crm0811080928007-n1.htm
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いくら昔とった杵柄とはいえ、かつて全米レスリング選手権大会優勝(全米!!)の肩書きをもつ頑強な男が、後援会の男性数人とともに、齢八十二才のジジイを寄ってたかって「取り押さえる」・・・。
その、「なんか、アカン」感じのする老人虐待感は、映画「時計じかけのオレンジ」の冒頭シーンを彷彿させる。
自分のポスターにペンで豪快に落書きされた、それを見た松浪本人の顔はさぞかし真っ赤っかに紅潮していただろう。
気になるのはその落書きの内容であるが、このニュースソースでは明言していない。ただの文字による中傷だろうか。稚拙なタッチでヒゲとメガネが付け加えられていたのか、ちょんまげにリボンでもつけられていたのか、それとも、松浪が個人的に言われて一番腹の立つフレーズが大きく殴り書かれていたかもしれない。
いずれにせよ、その落書きは「齢八十二才のジジイ」の発想によるものである。
人間、八十才を越えてなお、「街頭ポスターに落書きしたい」という欲求があるのかと思うと、ジジイになるのもなかなか悪くないのではないかと思う。
元・文部科学副大臣、自ら「ちょんまげ先生」とのあだ名を周囲に押しつけ、豪華な議員宿舎についてマスコミから質問された時などは「庶民も住みたいなら政治家になればいいじゃん」との名言を残されている、松浪健四郎先生。
自分のポスターに落書きされ、どえらい剣幕で八十二才のジジイを寄ってたかって取り押さえる。
さすがである。
ちなみに、松浪健四郎の著書には、「松浪(ちょんまげ)先生アフガンの秘境を行く」というのがある。
松浪(ちょんまげ)先生・・・・どっちやねん!!
まつなみカッコちょんまげカッコトジせんせい。
以下に、Amazon.jpによる内容の要約を引用する。
もう、なんちゅうか・・・ちょっと読みたいわ、これ。
内容(「MARC」データベースより)
「格闘技に優れたヌーリスタン民族に会いたい!」 アフガニスタンの大学に在職中アフガン相撲に熱中した著者は、アフガン政府の入山不許可にも怯まず、密行を決意。4900mの峠を越えて見たものは…。若き日の冒険記。
・・・「アフガン政府の入山不許可にも怯まず、密行を決意」・・・たまらん。
・・・なんやねん、ヌーリスタン民族。

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