見逃した!「波乱万丈」
珍しく午前中にTVをつけたが時すでに遅し。この日の『いつみても波瀾万丈』はオール・ザッツ・草野仁であった。僕が見た時は残り数分というところで、20年来の共演者・黒柳徹子がコメントを寄せており、そのコメントにオレは震え上がった。「私は草野さんが『疲れた』と発言したのを聞いたことがないし、疲労の表情も見たことがありません」。
僕は今までも何回か『ザ・ワイド』などの番組中で草野の「いきすぎた精神論」ともとれる発言を聞いたことがあるが(三枝成彰に妙に同調したり)、御歳61にして人に「疲労の表情を見せない」「弱音を吐かない」というのは、実におそろしい限りである。20年来の共演者にも疲れを漏らさないそのストイシズムはもはや「不気味そのもの」と言ってもいい。そこらの元気なおじいちゃんが「ワシはまだまだ若いんじゃ」などという心なごむノリでは決してないのである。
草野はコワイ人である。と思う。本当に。「ヒく」とか「ヤバそう」とかそういうニュアンスではなく。ただ単純に純粋に「コワい」と思う。最近バラエティで草野を軽くイジる若手芸人などを見ると「やめろ!殺されるぞ!」とテレビに向かって叫びたくなる。たとえば平日の昼間にドアのチャイムが鳴ってスコープを覗いた時、無表情な草野仁に外から覗き返されたら全身が凍りついてその場から動けなくなることは必至であろう。
先に引用した黒柳の驚愕のコメントのあと、この写真である。ザ・ロックと草野仁のツーショット。Tシャツの件にはもはや触れるまい。
61歳を迎えた今でも、毎日100キロのベンチプレスで胸囲120cmを誇り、趣味は刀剣・甲冑の収集、おまけに馬主でもあるTVキャスター。『スーパーひとしくん』程度の称号では彼を賞賛することは到底できないのではないか。
最後に雑誌「正論」に寄稿された草野のテキストを紹介するので、ぜひ読んでほしい。タイトルは「相撲を真のスポーツに」。現代力士のマッチョ化を啓蒙しています。
>草野仁「相撲を真のスポーツに」(雑誌「正論」に寄稿)
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One Response to “見逃した!「波乱万丈」”















この正論の文章はすごすぎますね。
草野仁の小学生の頃から観ていたあのマッチョ笑顔、
ブラウン管越しではなく実際にみてみたい気もしますが
本当に目にしたらメデゥーサ観たみたいに
石になるかもしれません。